嗚呼、中受の母

なりゆきで始まってしまった息子の中学受験。日々翻弄される母の日記。

偏差値35→55への挑戦

2ヶ月で偏差値を20伸ばす(算・国)。入塾後、はじめての明確な目標だ。

勉強らしい勉強をちゃんとしていない状態から伸ばすわけだから、意外と達成できるかも、とも思ったり。

 

息子は、わりとなんでも素直に取り組む。結構真面目ちゃん。

やるべきことを明確に示せば、それなりにこなすだろうと楽観視。大好きな先生からのお達しだしね♪

 

そこで、まずは過去のテスト分析から。9月に2回行われた隔週テストの結果を待ち、受験者全体の点数分布とわが子の失点傾向を眺めてみる。

 

まず国語。大問4つで、1が漢字、2が知識系、3、4が長文問題。息子が際立って悪かったのは2の知識系。全体の達成度にはるか及ばずだ。漢字はまあまあ、長文はそこそこ、なんとか平均には達している。

→ 当面の強化ポイント:「知識系」 漢字は全問正解を目指す。

という安易な戦略で、当面長文は家庭学習では手をつけないことに。知識系というのは、たとえば故事成語とかことわざとか。2週間でそれなりの分量を学び、まとめプリントも配られる。これさえ覚えてしまえば、そこそこ点数は伸びそうだ。

 

そして、問題の算数。大問7つで1は計算問題、2は該当単元の基礎問題、3~7は応用系の問題で、後ろに行くほど難易度が高い。7は受験者全員が0点というときもある。息子の場合、1、2でもかなり失点。応用系はたまたま相性が良かった問題は良くできていたり、大問全滅もあったり、とさまざま。受験者傾向では、それぞれの大問の初めのほうの問題は正答率が高く、後ろに行くほど下がっていく。つまり、(1), (2) くらいはちょっと頑張ればできるかも??

→ 当面の強化ポイント:該当単元の基礎問題 1の計算は全問正解を目指す

応用問題には当面手を出さず、各単元とも基礎の定着をはかる。なんともオーソドックスな戦略だ。テストではあきらめずに、各大問の最初の問題だけでも挑戦すること!

 

塾の算数の教材では2週間で2つの単元を学び、それを隔週テストで確認するという流れ。教材は単元ごとに基礎問題、応用問題、発展問題、基礎ドリル問題、まとめテストという内容。息子のクラス(もちろん最下クラス)では授業中も宿題も応用、発展には手を出さない。家庭でも、とにかく基礎問題と基礎ドリルのみ、テスト直前にまとめ問題の簡単なところだけ挑戦、ということに。

 

この段階の持ち点だと、上げるしかないから気楽なもの。とにかく2週間をうまくまわしてテストに臨む流れを、早く作りたかった。

 

さて、結果はいかに?