嗚呼、中受の母

なりゆきで始まってしまった息子の中学受験。日々翻弄される母の日記。

初めての面談

9月に入り、塾の担任先生との初めての個人面談があった。

担任の先生は塾側で適当に割り振っているらしいが、息子の担任はなんと塾長先生。国語の先生でとても熱心、息子も心酔している先生だ。

授業では相変わらず、算数で苦戦中。理社はとらずに、算数と国語のみ。手持ちの模試結果は、あの悲惨な初回の分しかない。夏期講習後だというのに、入室テストをさらに下回った偏差値30代前半・・・。orz

 

何を言われるのかひやひやしながら、塾の教室で先生を待つ。

 

さわやかな笑顔で先生の登場、手元には模試の分析表が・・・。思わず苦笑。

「あまりの出来の悪さに呆然としてます」と、率直に切り出してみる。先生も「最初はこんなものです」と、慰めムード??

 

限られた時間なので、日ごろの勉強の進め方(宿題のやり方、優先順位など)を中心に質問してみる。先生からのアドバイスは・・

 

・時間を決めて、だらだら勉強しない

・算数は今のところ、解き方になれるのが先決。1問5分考えて分からなかったらまず解説を読んでといてみる。回答は先に見ないこと

・算数優先でOK

・国語は漢字、知識系を中心に。辞書を手元に置くこと

 

という内容。とにかく塾の宿題をまじめにこなすこと。慣れるまでに2ヶ月はかかるだろう。ということは、11月までに何らかの進展が欲しい。

 

そこで先生に聞いてみた。「2ヵ月後にどの程度を目標にすべきでしょうか?」

 

しばし考えた後、「11月中に偏差値50に届けば、XX中学なら視野に入ってきます。」とのお答えをいただいた。

 

XX中学って最近伸びている難関校のはず。思わず心が浮き立ってしまう。偏差値50ですね。よし!

 

ここで母はひそかに決意。偏差値50と言わず、55を狙おう。予想を上回る結果を早いうちに出せば、先生の期待値が上がるはず!

息子には、大好きな塾長先生が、11月に偏差値55目指せって言ってたと上乗せしちゃおう♪

 人はいつまでも期待し続けててはくれない。最初のインパクトが大事。塾もビジネス、期待する生徒には目をかけてくれるはず??

 

なんか腹黒いなぁ、と思いつつ。偏差値55への挑戦がひそやかに始まった(私の中だけ?)。