嗚呼、中受の母

なりゆきで始まってしまった息子の中学受験。日々翻弄される母の日記。

理科と社会に備えて

4年の後期から通塾が始まったが、親としてはお試しの気持ちが強かったので、とりあえず算・国の2教科からのスタートとなった。

 

通塾から3ヵ月ほど経った12月に、2回目の個人面談。この頃には2教科偏差値も55前後で安定してきたので、1回目とは心の余裕が違う。担任の塾長先生とも和やかに?面談は進んだ。先生にも息子の頑張りをほめていただいてプチっと嬉しかったり。この頃には最下クラスは脱却して、真中レベルのクラスに上がっていた。

 

気になっていたのが、理科と社会。追い込みがきく教科かもしれないけど、何もしないままでよいのだろうか? 小5コースから理社を加えるにしても、少しは備えておきたい。

 

担任の先生からのアドバイスは・・・

 

  • 社会は地図を良く見ておいて欲しい。県名や地名、場所はできるだけ覚えて
  • スーパーで買い物したり食事をしたり、日常生活で生鮮食品の産地など話題に
  • 理科はさまざまな興味を持てるよう、科学館や博物館に連れて行く

 

などなど。さっそく帝国書院の日本地図帳を購入して、いつでも開けるよう目の付くところにおいておく。テレビで旅番組を見たら地図でたどってみる、とか。これは私も普通に楽しい(←旅好き、地図好きなので)。

 

地名はなかなか地図を見ているだけでは覚えられないので、カルタやら七田の社会科ソングCDを使って、できるだけ楽しんで覚えられるようにと。これは息子よりも、妹ちゃんの方が楽しんでいたかな?車の中でずっと社会科ソングを流していたら、今や妹の方が詳しいかも。微妙なメロディーの曲が多くて苦笑いしてしまう感じなのだが、子供には大うけで、平野の歌やら湖の歌やら、車の中で大合唱。。。

 

国立科学博物館はちょっと遠いので、地元の博物館とか企業の科学館に何回か足を運んでみた。ちょっとした実験も出来たり、結構楽しめてお得かも。

 

理科でお勧めの本は、「理科好きな子に育つふしぎのお話365」(誠文堂新光堂)。自然や科学についての小話365編、毎日1ページずつ読むことができる。本当に面白いお話満載。たとえば、本日3月23日のお話は「首の長い動物は骨の数も多くなる?」。なんと、哺乳類の首の骨は7つという特徴があり、キリンでも人間でも首の骨は7個なんだとか!鳥は骨の数が多くて、白鳥は25個もあるそう。夕食後に一話ずつ読むことにしているが、子供たちは面白すぎて、勝手にいろいろ読んでいる模様。

 

この「ふしぎの話365」、監修は「自然史学会連合」という研究者のネットワークで、全国の大学や研究機関の先生方が執筆している。編集は子供の科学という雑誌の編集部。この雑誌も気になって図書館で眺めてみたら、とても面白くて。息子も気に入ってしまい年間購読することに。

 

あ、コナンの科学漫画シリーズもなかなかお勧め。歴史はおばあちゃんが去年買ってくれた日本の歴史漫画(学研、全12冊のシリーズ)が大好きで、たぶん10回は読んでいる模様。きっと歴史は大丈夫・・・かな?

 

理科はくもんの「集中学習」シリーズ、4年と5年の分を毎朝2ヵ月かけて終わらせた。1日10分もあれば、なんとか終わる。基礎知識は多少入っただろうか?

 

理科と社会は、身の回りのさまざまな事柄を理解するための大切な教養だと思う。ちょっと知っているだけで興味の幅が広がる。世の中って面白いことが溢れてるんだなぁと、思ってくれるといいのだけど・・・。