嗚呼、中受の母

なりゆきで始まってしまった息子の中学受験。日々翻弄される母の日記。

中学受験、するしない?

夏期講習に始まり、流され流され塾通い。

本当に中学受験するの? 私立? そんな余裕あるのか?

 

根本的な問いに答が出ないまま、月日は過ぎていく。

 

周りの受験派ママたちは、一点の迷いも無い。学力も学校の環境も私立>公立との考えで、私立(しかも結構な難関校)か都内の国立に、明確に照準を合わせている。自分自身も都会育ちで、中学受験を経験済みのママも多い。

 

引き換え地方育ちのワタシには、まだ違和感がある。

 

最初に受験を考えたとき、神奈川県立の中高一貫校がまず浮かんだ。公立だから費用も安いし、私立並みのカリキュラムを提供している。大学進学実績もかなりよい。

 

私立はどうだろう?9月の時点で、まったく想像が付かない世界。

とりあえずイメージを持ちたくて、オープンスクールや文化祭などのイベントに、いろいろ参加してみることに。息子もあちこち楽しんでいた。

 

実際にいろいろな学校にいってみると、その施設や環境の素晴らしさに目を奪われる。カリキュラムもいろいろ工夫されていて、語学教育も盛んだ。そういえば、大学時代に私立中学生向けの英語補講塾でバイトしたとき、彼らが使うProgressという教材にびっくりしたものだ。バイトの一年間で私までばっちり英文法を勉強できて、TOEICの点数が150点も上がってしまった!(←最初が低すぎただけ)

 

秋には塾主催の学校説明会も、あちこちで開催される。何も知らない私は、できるだけ多くの学校に参加してみた。どこもかしこも、素敵な学校ばかりに思えてしまう。ああ、こんな学校に私も通いたかったわ・・・。

 

結論は、まだ出ていない。ただ、息子はすっかり塾に毒され、受験する気満々。偏差値という言葉にも、すっかり馴染んでいる。

 

このまま流されてどこにいくのか、まあ勉強しといて損はないだろう。

春になったら、また文化祭めぐりだ。